お茶づくりのこだわり

下窪勲製茶の栽培品種

早生種から晩生種まで、鹿児島の頴娃町の気候に適した品種を多種多様に栽培しています。

ゆたかみどり

茶樹栽培面積が全国第2位で、そのほとんどが鹿児島県で栽培。「やぶきた」より萌芽・摘採の時期が早い早生種で、「走り新茶」として親しまれています。「かぶせ」や「深蒸し」をすると、濃厚でまろやかな味わいのお茶になります。

さえみどり

「やぶきた」と「あさつゆ」の交配種で、近年人気が高まっている品種です。「ゆたかみどり」と同時期の早生品種。冴えた鮮緑色で、渋みやクセが少なく、旨みのあるお茶です。

あさのか

「やぶきた」と「中国種」の掛け合わせから生まれた、やや早生の品種。香りは上品でさっぱり。旨み成分のアミノ酸や渋み成分のカテキンがともに多く、飲みごたえのある個性的な味わいです。

やぶきた

「やぶきた」の名は、竹やぶを開墾した茶園の北側に植えられた茶樹から選ばれたことに由来。品質が優良で日本の気候に広く適応しており、日本の茶樹栽培面積の約8割を占めています。豊かな滋味と甘み、品のある香りが特徴です。

あさつゆ

京都の宇治種から選ばれた中生種の品種で、特に色沢・水色に優れています。「天然玉露」とも呼ばれ、渋みが少なく、旨みや甘みが強いのが特徴。人気の品種ですが栽培量が少なく、ほとんどが鹿児島県で栽培されています。

くらさわ

「やぶきた」の自然実生より選ばれた中生種。土壌を選ばず、樹勢が強い品種です。他の品種よりカテキンが多いため渋みが強く、ブレンドするとメリハリのある味わいに。水出し煎茶にも適しています。

はるもえぎ

2003年に登録されたばかりの新しい品種。淡緑色の繊細な水色で、上品な甘みとすっきりとした味わいです。特に、日本茶ならではの馥郁とした香りが高く評価されています。

おくゆたか

「ゆたかみどり」と「たまみどり」系統の品種と交配して選ばれた中晩生種。栽培が難しいと言われていますが、樹勢が強く、品質も優れています。優雅な香りとまろやかな旨みが特徴。葉肉が厚めで深蒸しにも適しています。

おくみどり

「やぶきた」と静岡在来種の交配種で、「やぶきた」の後に旬を迎える晩生の品種です。さわやかな香りで、クセが少なくすっきりとした味わい。てん茶や玉露用としても注目されています。